愛用のノートPCレッツノートCF-S8はwimax内蔵で無線LANもIEEE 802.11n対応。実際に接続する場所によってどの程度の速さなのか調べてみた。
レッツノートのCF-S8やS9(Tシリーズなど)同様の無線管理ソフトがあります。
タスクバーの画面右下部分で
△印をクリックすればバックグラウンドで起動しているソフトが表示されます。
ここでオレンジの丸にイナズマみたいな模様が入ったアイコンをクリックすれば左図のようなメニューが出ます。
デフォルトではIEEE802.11nは使えません。n対応ルーターとレッツノート側での設定が必要です。
設定といっても
左図の802.11aを有効にするだけです。
aを有効にすれば5メガ帯域の電波をキャッチできるように変わるのでn電波があれば自動でn速度の無線で接続されます。
これ調べるのに苦労した。
ちなみに日本の電波法では5メガ帯域の通信端末を屋外で使うことは禁止されています。
家の中で使いましょう。
ではまず、無線LAN IEEE 802.11b(レッツノートデフォルト時)での接続スピード。
ベストエフォートで54MB/sだそうです。
18.499MB/Sでクロヒョウ級
スピードテストはUSEN(ここが一番シンプルなのでお気に入り)
続いて内蔵無線LAN IEEE 802.11n状態でのスピードテスト結果
なんども試しましたが無線LANb/gからnに変更しても特に変化の無い数字だった。
計測環境
レッツノートCF-S8 電源ACおよびバッテリー駆動の両方。
他のアプリケーションをオフ、多数稼動など変更しながら試したけどだいたい18MB/sだった。
無線ルーター バッファロー WZR2-G300N
回線環境 yahooBBフレッツ光
無線LANの位置とパソコンの位置は7m程度固定(間に室内壁あり)
といった感じ。
同じ環境で無線LANから内蔵のwimaxアンテナに切り替えた。
wimaxは室内では電波受信しにくい特性があります。しかしそれでもイーモバイルとかよりは速いのです。
2.3メガ/秒の回線速度が出ていればたいがいのネットサーフィンは問題なくサクサクです。
skypeとかで大きめのファイル送受信をするには厳しい感じの速度です。
ちなみにベランダに出てwimaxの速度を計ってみると
マンション乱立環境ですがなんとか5本あるアンテナメーターで4本立つか立たないかくらい。
内蔵wimaxでここまで快速な速度6メガ/秒以上。
都心部ではこんなものかもしれませんが以前沖縄県でスピードテストしたらwimaxで13MB/s出たので驚きました。
一般家屋での光回線+無線ルーターなみの速度です。恐れ入ります。
何度もスピードテストしていたら急に回線が遅くなった。以前使っていたイーモバイル(7.2Mのふるいやつの屋内速度)みたいな速度。
wimaxは新幹線の中では電波受信が弱いのでビジネスで使う人には苦しい場面もまだ多いかも。
ただ、wimax回線契約さえすれば東京~大阪間の新幹線700系では無線LANが用意されているのでwimaxユーザーは無料で使える。今後も路線は広がっていくことでしょう。
レッツノートのほかにもvaioやダイナブックなどでもwimax内蔵モデルは増えている。
個人的には長時間バッテリーでパソコン史上、最長のロングライフ記録(16時間駆動)を可能としたレッツノートS8やT8が素晴らしいと思いますが、すでにS9とか出てますね(バッテリー13時間)。
あとはwimaxルーターでipadやPSP、ニンテンドーDSなど
海水浴なんかのシチュエーションでみんなが電波使って遊べたらいいなあとか想像中。
ポケットwifiとかwimaxルーター
はバッテリー駆動時間が短い(2時間程度)なので選択に困っている状況です。
PC単体でユビキタスするならwimax内蔵パソコンはスッキリしていて最高ですね。
macでも異物挿入しないと使えないのでモバイル時はwindowsパソコンのほうがスッキリしますよ。
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