せっかくフレッツ光の高速インターネット回線を契約したのになぜは遅く感じる。パソコンはいいけど、テレビでYouTube見てると途切れる、ビデオオンデマンドが途切れる。
Wi-Fi接続でテレビやAmazonファイアスティック、Googleクロームキャストなどの2.4GHz帯域の無線を使用している場合、通信が途切れたり、遅く感じたりするシーンは増えます。
2.4GHz帯域は家庭内のさまざまな機器が発する電波と干渉します。(扇風機、洗濯機、電子レンジ、ドライヤー、オーディオ機器、Bluetoothなどなど)
また、接続する機器が増えれば増えるほど、無線LANルーターの内蔵CPUやソフトウェアの性能によって遅く感じたりWi-Fiに繋がりにくかったりと不具合が生じやすくなります。
以下はそんな、パソコンやiPhone、最新スマホ、iPadのような無線LANac対応の5GHz無線を使うべき端末と、大型テレビやBlue-rayレコーダー、VOD視聴用端末(AmazonFSやGoogleChrome)などを接続する「今どきの家庭」に最適な無線LANルーターの一覧です。
オススメ1
WSR-2533DHP/M-CB 11ac 1733+800Mbps 4LDK 3階建向け
価格、性能バランスが非常に優れています。
無線LAN ac規格の理論値最速転送速度である433Mbps対応のアンテナを4本使うことで最速1733Mbpsという驚異的な転送速度(理論値)を達成した無線LANルーター。
acと同時に2.4GHzの無線LANgも通信できるため、パソコンやスマホでストリーミングしながら、一方で同時にテレビなどが無線LANgにつながっていても「どちらも安定」してインターネット回線に繋がり続けます。
acとgの無線LAN端末が混在する環境で安定した電波を自動的に選択できる高性能CPU搭載。
また、中継機として使うことも可能で、別途親機となる無線LANルーターがあれば、ac規格に対応していないテレビやネットワークプレイヤーを無線ac規格で受信させることも可能。使い方次第であらゆる家電を超高速5GHzのビームフォーミングに対応させることもできる製品です。
オススメ2
最新のストリーミングテレビに最適化WTR-M2133HP 11ac 866+866+400Mbps
先に上げたような、家庭内に無線LAN11acや11gなど混在する機器の中にあって、動画配信を受信するテレビに対してより安定した電波送信ができるよう可動式のアンテナと装備。テレビ局が発する最強の電波装置「パラボラアンテナ」をイメージした皿状のバックパネルとセンターに装備される可動式アンテナで4K時代に対応する高速通信をテレビへビームフォーミングする新しいタイプのルーター。
メインでテレビを無線LAN11acに繋いでいる場合、他のPCや2階、3階への電波が不足するといった場合にはビームフォーミングによる中継機活用も視野に入れられているため、先に上げたBUFFALO WiFi 無線LAN ルーター WSR-2533DHP/M-CB 11ac 1733+800Mbps 4LDK 3階建向けなどと組み合わせると、電波の届く範囲を広げつつ全域に安定した11acを届かせることができる。
オススメの中継機
無線LAN11acの電波は2階、3階など壁や床を挟む環境では届きにくくなります。5GHz帯域の無線電波は壁や床に弱い。
そのため、壁をはさみ5メートル以上離れた位置で無線LAN11acを安定して使うには中継機を挟むことで問題を解消しやすい。
今一番イケてる中継機
無線LAN11ac対応で3本アンテナ。
アンテナ1本で433Mbpsの転送速度を達成する11ac規格のWi-Fi電波、このアンテナを3本装備する小型の中継機。親機が3本以上のアンテナを持つ無線LANルーターで11ac規格に対応している環境で使える。
実質1本あれば一般家庭における光回線で届く通信速度は100Mbps(プラスマイナス20Mbps)といったところ。そのため3本アンテナはオーバースペックに見えますが、無線LANはその性質上、受信の際、転送データの損失というものが必ず存在するため、複数の電波を高性能CPUで安定的につなぎ替える処理ができるルーターや中継機を使えば途切れによるダメージに遭遇する機会はずいぶん減ることでしょう。
受信も高速、端末への送信も高速、そしてコンパクトサイズの中継機。家族でテレビのアプリにインストールされたHuluやYouTubeを楽しみながらネットワークオーディオを趣味とする私が選ぶ中継機です。