無線LANが急に遅くなるときってありますよね。
めったに触らない部分なので突然インターネット回線が遅くなると原因がわからずウイルス感染したのかな~などと不安になります。
無線LANが遅いと感じる(普段より遅い)場合の原因は
- 回線の混線
- ウイルス感染
などが大きな原因のようです。
ウイルス感染で遅くなると言っても通常ウイルス対策ソフトを導入していればLAN側からインターネット側へ怪しい動きをするものは簡単に見つかってしまうはずなので原因である可能性は低い。
一番よくある対処法は無線LANの親機(ルーター)の電源を落とす方法。
だいたいこれで治る場合が多い。
しかし、今回僕の無縁LANルーターBuffalloのWZR2-G300Nというモデル。
電源落とそうが無線LANだけ遅いまま。
製品ページからお客様サポートをたどってファームウェアをアップデートしても一向に変化がない。
ウイルス感染の疑いは?
さすがにウイルス感染か?
と疑いましたが無線LANルーターにアクセスして様々な設定を再度チェックしてみた。
するとマルチキャストパケットという項目があり(機種によってはマルチキャストという表現)ここの数値が1Mb/sから54Mb/sまで選択可能になっている。
初期値は1MB/sらしいので1Mb/sの状態だったけど54Mb/sへ変更すると、なんと複数のパソコンからの接続が著しく快速になったのです。
そういえば、無線LAN付プリンターやWii、iphone、さらに複数台の無線LANPCが混在する環境。
知らず知らずのうちに回線が圧縮されていたのかもしれません。
無線LANが遅いと感じる場合、原因は完全にわからない場合も多いのですが回避策としてマルチキャストパケットの数値を変更するというのも一つの方法ですね。
一応セキュリティのチェックのためウイルス対策ソフトは入れておいた方が安心ですね。
ちなみに回線が詰まって通信速度が遅くなることでパソコンそれぞれの処理速度まで影響が出ていた様子。
メモリー使用料やCPU使用料が普段より大きな数値になっていた。
マルチキャストパケットの数字をあげたらすべて改善されました。