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スピードテストで比較WiMAXと光回線(固定回線)

インターネットを快適に利用するうえで、回線速度は最も重要な要素の一つです。動画視聴やオンラインゲームなど、使い方によって必要な速度は大きく異なります。この記事では、スピードテストの活用法から用途別に適した回線速度の目安、さらに速度向上のためのヒントまで、幅広く解説します。

スピードテストとは?使い方と代表的なサイト

インターネット回線の実際の速度を知るには、スピードテスト(速度測定)サイトを利用するのが最も簡単です。理論値ではなく実測値を知ることで、自分の環境が目的に適しているかどうかを判断できます。

代表的なスピードテストサイト

Google スピードテスト

GoogleのスピードテストはGoogleの検索窓に「スピードテスト」や「インターネット速度テスト」と入力すると、検索結果の上部に表示されます。青い「速度テストを実行」ボタンをクリックするだけで測定が開始され、約30秒でダウンロード速度、アップロード速度、レイテンシ(Ping値)の結果が表示されます。

特徴:

  • アップロードやダウンロード速度、レイテンシの他に、「同時に複数のデバイスでのHD動画のストリーミング」や「ビデオ会議」など、その速度に適した用途も表示される
  • スマートフォンやパソコンの種類を問わず利用可能
  • 30秒で結果が分かる
  • Google Homeアプリからも利用可能

Fast.com

FAST.comはNetflixが提供するスピードテストサイトで、主にダウンロードスピードを計測します。世界中にサーバーを持つ主要インターネットサービスであれば、このスピードの測定が可能です。

特徴:

  • サイトにアクセスした瞬間から、速度の計測が自動で始まる
  • 上り速度とPing値も知りたい場合は、測定結果の画面で「詳細を表示」をクリックするだけ
  • 下りだけ分かれば良いといった急ぎの測定に適している
  • 操作が非常にシンプルで初心者でも使いやすい

USEN GATE 02

USEN GATE 02はUSEN ICT Solutionsが提供するインターネット回線測定ツールです。ダウンロードやアップロードスピード、ping、Jitterも測定でき、1クリックで簡単に通信速度を測定できます。法人用回線10Gbpsまで対応しています。

特徴:

  • 通信速度以外に、インターネットの用途別回線スピードの判定結果が表示される
  • 利用シーンに応じて評価が表示されるため分かりやすい(例:動画でHDは良くても4Kはダメなど)
  • ブラウザに依存せず、スマホでもPCと同じように使える
  • 上りも一回の測定で分かるため、じっくり検証したい時に適している

みんなのネット回線速度(みんそく)

みんなのネット回線速度は、スピードテストのみならず各地域のスピード測定結果も閲覧できるサイトです。サイトにアクセス後、契約回線名や回線タイプ、プロバイダー、接続方法、自宅の種類、都道府県、市区町村を記入して「通信速度測定をして、入力内容を投稿する」を押下すると測定がスタートします。

特徴:

  • ダウンロードスピードやアップロードスピード、Ping値、jitterの測定が可能
  • 地域ごとのスピード測定結果を活用すれば、自分が住んでいる地域ではどのプロバイダーや回線がもっとも速いのか把握できる
  • プロバイダーの切り替えを検討している際の参考になる
  • 多くの測定結果が集まっており、比較検討に役立つ

インターネット回線速度の単位と意味

インターネットの回線速度は「bps(bit per second)」の単位を使って表されます。これは1秒あたりのデータ通信量を表し、値が大きいほど回線速度は速くなります。

一般的に使われる単位:

  • Kbps(キロビットパーセカンド):1,000bps
  • Mbps(メガビットパーセカンド):1,000,000bps = 1,000Kbps
  • Gbps(ギガビットパーセカンド):1,000,000,000bps = 1,000Mbps

実測値と理論値の違い

光回線やモバイルWi-Fiなどの事業者が公表している回線速度は「理論値」であり、実際に利用する際の速度である「実測値」ではありません。そのため、自宅のインターネット回線の速度が遅いと感じた時に公式サイトに掲載されている「速度」をチェックしても、参考にはなりません。

インターネット回線サービスやプロバイダなどに記載されている最大速度は理論値であり、利用環境や回線状況などが最良の条件下で実現する通信速度です。一般的な条件下では再現が難しいことを理解しておきましょう。

使い道に合わせたインターネット回線速度の目安

用途によって必要な回線速度は大きく異なります。以下に主な用途別の目安を紹介します。

基本的なネット利用(ウェブ閲覧、SNS、メールなど)

Webページの閲覧であれば5〜10Mbps程度の回線速度があれば快適に利用できます。この程度の速度であれば、ほとんどのインターネット回線で問題なく提供されています。

動画視聴

動画の閲覧であれば10~20Mbps程度が目安となります。ただし、より高品質な動画を視聴する場合は、より高速な回線が必要になります。

特に4K動画の視聴には、より高速な回線が必要です:

4K画質はフルハイビジョン画質(HD 1080p)より4倍綺麗です。4KテレビのKとはキロ(1000)という意味であり、テレビ横に並ぶ画素が約4,000であることから、4Kテレビと呼ばれています。

4K動画の視聴には、安定して25Mbps以上の速度が推奨されています。

オンラインゲーム

オンラインゲームを快適に遊ぶために求められる回線速度は30〜100Mbps程度と言われています。しかし、ゲームのジャンルや競技性によって必要な速度は異なります。

FPS(ファーストパーソン・シューティング)・格闘ゲーム

主人公またはプレイヤーの視点でゲームを進めていく3Dアクションシューティングゲーム「FPS(First-Person Shooter)」や格闘ゲームなど、リアルタイムの対人戦をオンラインでおこなうゲームでは高い回線速度が望まれます。

多くのオンラインゲームは、回線速度が10Mbps程度あればプレイできるといわれています。しかしプレイ中の快適さや対戦での勝ちにこだわるのであれば、ゲーム環境で実際に測定した回線速度が100Mbps程度あるのが望ましいでしょう。

格闘ゲームも動きが激しいジャンルで、ボタンを押す時間が一瞬でも遅れると負けかねないほどコマンド入力の判定はシビアです。FPSとの違いは同時接続する人数が比較的少ない点で、格闘ゲームは2~4人での対戦が多いので求められる回線速度の目安はFPSより低い50Mbps程度といわれています。

Ping値(応答速度)の重要性

オンラインゲームでは、回線速度だけでなくPing値(応答速度)も非常に重要です。

Ping値とは、送信〜受信までのタイムラグを表す、いわゆる「応答速度」のことです。オンラインゲームで遊ぶ場合「ボタンを押してから入力がゲームに反映されるまでにどれぐらい時間がかかるか」をPing値が表しています。Ping値は数字が小さいほど遅延が少なく、通信が快適な状態といえます。

みんなのネット回線速度(みんそく)によると、光回線の平均Ping値は15.42msとなっています。オンラインゲームでは1〜15msほどのPing値であれば快適に遊べるといわれています。

ping値は「36ms〜50ms」程度が標準的な数値とされています。SNSやWebサイトの閲覧など一般的な用途でインターネットを利用する人は、ping値「100ms」以下であれば問題ないでしょう。オンラインゲームをプレイする場合は、ping値「50ms」以下が快適にプレイできる目安になります。ただし、FPSや格闘ゲームなどスピード感の求められるオンラインゲームをプレイする人は、ping値「15ms」以下が望ましいです。

主要なインターネット回線タイプの比較

光回線

インターネット回線の平均速度を「光回線」「ポケットWi-Fi」「ホームルーター」の回線タイプごとに比較すると、光回線が最も速く、その次にホームルーターが速いことが分かります。速度重視でインターネット回線を選ぶ際は、光回線がおすすめです。

メリット:

  • オンラインゲームをするなら光回線が最もおすすめです。ホームルーターやポケット型WiFiのように通信制限もなく、速度も安定して速いため、オンラインゲームを快適に楽しめます。
  • 光回線はインターネットから自宅まで光ファイバーで接続されており、天候や利用場所などの影響を受けにくく、動画視聴やオンラインゲームを快適に楽しめる回線速度が保たれやすいといえます。
  • 光回線はアップデートがあっても、速度が速いためすぐに完了して待ち時間が少ないです。
  • 光回線では主に1Gbpsから10Gbpsの最大通信速度が出るコースが存在し、契約するプランによって速度が大きく異なります。

デメリット:

  • 開通工事が必要で、工事費用がかかる場合がある
  • 月額料金が他の回線タイプより高めになることが多い
  • 引越し時に解約や移転手続きが必要

WiMAX・ホームルーター

UQ WiMAXは、5G通信に対応したポケットWi-Fiであるため、最大2.7Gbpsの速度で通信できることが特徴です。また、工事不要で利用できることから、光回線より利用するハードルが低いことは嬉しいポイントと言えます。

メリット:

  • ホームルーター(工事不要の置くだけWiFi)は通信速度こそ速いものの、Ping値が高めなところはネックです。ホームルーターは無線で使う方が多いですが、有線接続もできます。
  • 工事不要ですぐに利用開始できる
  • 引越し時も手続き不要で持ち運びが可能
  • 月額料金が光回線より安い場合がある

デメリット:

  • WiMAXは光回線の10分の1ほどの速度である
  • WiMAXの口コミを調査してみると、5Gエリア内であれば、大容量のゲームもスムーズにダウンロードできるようです。一方で、光回線に比べると遅いという声もありました。スプラトゥーンなどのゲームプレイには問題ないものの、アップデートは難しいというものです。
  • ホームルーターは無線接続のため光回線よりも不安定になりやすく、時間帯によって回線が混雑していたり周囲の環境の影響を受けたりすることがあるという点に注意が必要です。
  • オンラインゲームを長時間プレイする場合は通信制限に注意が必要です。

回線タイプ別の実測値比較表

以下は、各回線タイプの平均実測値の比較表です(みんなのネット回線速度の実測値データより):

回線タイプ ダウンロード速度 アップロード速度 Ping値
光回線 300~500Mbps 300~500Mbps 10~15ms
ホームルーター 100~300Mbps 10~50Mbps 30~50ms
ポケット型WiFi 30~100Mbps 5~20Mbps 40~70ms

※数値は目安であり、利用環境や契約内容、時間帯などにより大きく変動します。

回線速度が遅いときの改善方法

インターネット回線の速度が遅いと感じたら、以下の対策を試してみましょう。

ルーターの設定やケーブルの確認

オンラインゲームの動作が遅い理由として意外と見落としやすいのが、ルーターやLANケーブルのトラブルです。光回線の回線速度が速くても、これらの規格が合っていないと、動作の遅延が生じます。ルーターを新調することで、ゲームの回線速度が改善されることもあるため、購入後ずっと同じものを使っている場合は、買い換えを検討するのも手です。

通信機器をつないでいるLANケーブルは、種類ごとに最大通信速度が異なります。光回線のほとんどは最大通信速度が1Gbpsなので、1Gbpsに対応している「CAT5e(カテゴリー5e)」以上のLANケーブルを使うようにしましょう。

ルーターの置き場所を最適化

ルーターの置き場所が悪いと、通信が安定しなかったり、速度が遅くなったりしてしまうことがあります。WiFiの電波はルーターを中心に全方向に広がるため、設置場所としては、1~2mほどの高さを付けて、部屋の中央付近に設置するのが理想的です。特に金属製の棚や機器、水槽などの水が入ったものはWiFiの電波を吸収するため、近くへの設置は避けるべきです。また、電子レンジなどの電波を発する家電の近くにルーターを設置すると、電波干渉を起こす可能性があります。周りに障害物のないところへ設置することを心がけましょう。

有線接続の活用

Wi-Fi接続よりも有線接続(LANケーブル接続)のほうが、安定した速度が得られます。特にオンラインゲームをプレイする際は、可能であれば有線接続を利用することをおすすめします。

ホームルーター(工事不要の置くだけWiFi)でゲームプレイするなら、有線接続が安心です。

混雑する時間帯を避ける

光回線サービスを提供するために契約が必要なプロバイダは設備は限られているので、インターネットの利用者が増えると回線が混雑し、回線速度が遅くなります。特に平日の夜や休日などアクセスの集中する時間帯は、回線速度の低下がよくみられるでしょう。

最も回線が混雑し、速度が遅くなりやすいのは18~24時頃です。

IPv6接続の活用

IPv6とは、従来型のIPv4に代わる次世代の接続方法です。夜間など回線が混雑しやすい時間帯でも速度が低下しにくく、通信速度の向上などのメリットがあります。オンラインゲームを快適に楽しむには、IPv6接続が欠かせません。IPv6を利用するには、IPv6対応の光回線・プロバイダ・Wi-Fiルーターが必要です。Wi-Fiルーターは無料でレンタルできる場合もあるので、申込時に確認しておきましょう。

IPv6の真価を発揮させるには、接続するサイトがIPoEに対応している必要があります。しかし、今のところIPoEに対応しているサイトは、GoogleやYoutubeなど大手のごく一部です。それ以外のサイトに接続する場合は、従来のPPPoEを用いて接続するため、IPv6のメリットを十分に感じられないでしょう。それでもIPv6を使うメリットがあるのは回線が混雑している時です。IPoE接続は従来のPPPoEとは異なる接続方法で、混雑時に速度が遅くなる「ネットワーク終端装置」を使用しません。直接インターネットに接続できるため、大勢が同じ回線を使っていても速度の遅さを感じにくいのが特徴です。

まとめ

インターネット回線速度は、用途に応じて適切な環境を選ぶことが重要です。基本的なウェブ閲覧なら5~10Mbps、動画視聴なら10~20Mbps、オンラインゲームなら30~100Mbps以上が目安となります。

回線タイプを選ぶ際は、速度重視なら光回線、手軽さや持ち運びを重視するならWiMAXやホームルーターなど、自分のライフスタイルに合わせた選択をしましょう。また、スピードテストサイトを活用して定期的に回線速度を確認し、必要に応じて改善策を実施することで、より快適なインターネット環境が実現できます。

ライフスタイルの変化や技術の進化に合わせて、自分に最適な回線環境を見直していくことも大切です。

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