auひかりはKDDIが持つ自前のFTTH(光回線)に加えてNTTが所有する光回線を借りて利用する場合があります。
KDDIは東京電力と提携しています。
そのため東京などのエリアでは東京電力の伝送網を使用したひかりケーブルを引くことができます。しかし東京電力がカバーできていないエリアでひかりケーブルを引く事ができません。こういった場合、auひかりはNTTの光回線を借用して開通工事を行います。
フレッツ光とauひかりは回線自体が違う
光回線の種類は2種類あります。
それは
- 電話会社(NTT)が提供する光回線
- 電力会社(東京電力や関西電力など)が提供する光回線
の2つです。
光回線とは、光ファイバーを利用した高速インターネットサービスを提供するための回線で有名な回線はNTTが提供しているフレッツ光と、KDDIが提供しているauひかりです。
auひかりはかつて東京電力が提供していたTEPCOひかりとのサービス統合により開始されました。フレッツ光では光回線をNTT自身で運営していますが、auひかりを含めた他の光回線は電力会社が運営しています。
そのため、電力サービスを提供しているエリアでしか光回線のサービスも提供しておりません。
auひかりの場合は、東京電力と提携しているためそのサービス提供エリアは比較的広いです。しかし、NTTがカバーするエリアに比べれば未だに狭いのが現状です。 また、電力会社が光回線を提供している場合には、プロバイダと回線事業者が同じです。そのため、プロバイダを選ぶことができません。auひかりの場合は、一応7つのプロバイダを選ぶことができますが、300以上のプロバイダから好みのプロバイダを選ぶことができるNTTに比べると微々たるものです。