自宅のWi-Fiで通信速度を計測するときに出る単位「Mbps」
USB機器やパソコン内部のスロットの速度を表すときに見かける単位「MB/s」
MbpsとMB/sどちらも同じ様にデータ転送速度を表すものですが、
1Mbps = 1MB/sではありません。
Mbpsはメガビットパーセコンド
Mbpsは1秒間に何メガビットのデータ通信(処理)速度といいう意味です。
1ビット(1bit) = 0.125バイト(byte)
MB/sはメガバイトパーセコンド
MB/sは1秒間に何メガバイトのデータ転送が可能という意味です
8ビット(8bit) = 1バイト(byte)
ビットとバイトの関係
1ビット(1bit) = 0.125バイト(byte)
8ビット(8bit) = 1バイト(byte)
という感じでバイトはビットの8倍。
ビット(bit)はPCや通信でデータ量を表す際に使われる最小の単位。CPUが扱う数値の単位としても用いられます。1ビットは「0」と「1」のような2通りの数字を扱うもの。古くは機械語などと言われていたコンピューターを動かす際の命令文。プログラミングの原点ともいえる「オン」「オフ」のみを表記して命令文を作成する際に主に使われていた単位。
ビットは転送速度を表す単位
バイトはデータ容量を表す単位
と理解しておくといいです。
ビットが扱えるスイッチ(数字)
1bit = 2通り
2bit = 4通り
4bit = 48通り
8nit = 256通り
32bit = 4,294,967,296通り
ビットはコンピューターの頭脳「CPU」が扱えるデータの最小単位のこと。昔は、8ビットパソコンなんてのもあった、これは2の8乗(2を8回かけた数字)個のデータを同時に処理できるパソコンっていうこと。
2の8乗は、
2×2×2×2×2×2×2×2=256 という計算になる。
CPUはどんどん高性能になっていて、16ビット、32ビット、64ビットのように進化してきた。
32ビットは、2を32回かけるから、4,294,967,296
64ビットは、2を64回かけるから、18,446,744,073,709,551,616
という具合にビットは「○ビット」の○の部分を2に対して乗算していく
8ビット = 1バイト
バイトは主にデータの容量を表す際に使用される単位。
1バイト
1Kバイト(1,000バイト)
1Mバイト(1,000,000バイト)
1Gバイト(1,000,000,000バイト)
1Tバイト(1,000,000,000,000バイト)
1000バイトで「キロバイト」
100万バイトで「メガバイト」
10億バイトで「ギガバイト」
1兆バイトで「テラバイト」
などとデータ容量を表す際に用いられる単位のバイトはハードディスク容量200GB(ギガバイト)とか馴染みが多いはずです。
ここでは単純に
1バイト = 8ビット
とおぼえておきましょう。
「MB/sとMbps」を光回線とWiMAXで見ると
1MB/s = 8Mbps
1メガバイト/秒 = 8メガビット/秒
となります。
WiMAXの例
WiMAXで見る最大転送速度は440Mbpsです。
これは
440メガビットパーセカンド
440Mbps ÷ 8 =55MB/s
440Mbpsの回線では
1秒間に55メガバイトのデータ転送速度と読み取ることが出来ます。
1GBの容量のファイルを転送するのにかかる時間は約18秒ほどとなります。
1000MB(1GB) ÷ 55 = 18秒
光回線の例
フレッツ光回線で見る最大転送速度は1Gbpsが理論上の最高速です。
1Gbps = 1000Mbps です。
1000Mbps ÷ 8 = 125MB/s
1Gbpsの回線速度では
1秒間に125MB(メガバイト)のデータ転送速度と読み取ることが出来ます。
1GBの容量のファイルを転送するのにかかる時間は約18秒ほどとなります。
1000MB(1GB) ÷ 125 = 8秒
1GB(ギガバイト)のデータを転送するのに
- WiMAXでは18秒
- 光回線では8秒
その差10秒の違いがあるとわかります。
あくまでも理論上の最高速です。
実用速度はそんなに速くないです。
インターネットスピードテストの単位Mbpsと実際の容量
光回線の実際の速度(実用速度)は40Mbps~80Mbpsという事例が多いです。
※FTTH光ファイバー工事済みの場合200Mbps~400Mbpsという例が多くなります。
ここでは一般的な光回線(FTTHの別工事をしていない電話回線経由の光回線)を例にスピードテストをしてみます。
普段使ってる回線の混雑状況などを鑑みた実例です。
(普段の転送スピードの実例)
普段の光回線はこんな速度です。
インターネット回線のスピードテストで使う単位はbit(ビット)です。
フレッツ光(プロバイダーはYahoo!BB)です。
フレッツ光マンション(SoftBank光の契約)となります。
スピードテストの結果はいつもこのくらいです。
上り 75.6Mbps
下り 85.6Mbps
という結果が出ます。
これを普段扱う写真や動画などのデータに見合わせてbyte(バイト)で言い換えてみると(上り下りとも80Mbpsとして)
80Mbps ÷ 8 =10MB/s
80Mbpsの回線状況で1秒間に転送できるデータ量は
上り 10メガバイト(MB)/秒
下り 10メガバイト(MB)/秒
となります。
つまり、
1秒間に10メガバイトのデータをダウンロードできる回線
1秒間に10メガバイトのデータをアップロードできる回線
といえます。
1秒間に10MBの送受信が可能な状態なので
50メガバイトの写真をダウンロードするのに5秒かかる
ということになります。
大きなデータダウンロードの事例
光回線で見る事例
1GB(ギガバイト)の動画をアップロードするのに100秒(約1分半)かかる。
という感じです。
例)PUBGのゲームデータをダウンロードする際にかかる時間
※光回線なら30GB(ギガバイト)あるPUBGなどのゲームデータをダウンロードする際、30分~60分程度で完了できるというイメージです。
※PUBGを夜の混雑時にダウンロードしたら。。
実用速度は7MB/s(56mbps)で約1時間程かかります。
WiMAXで見る事例
WiMAXの場合、光回線よりも遅く4Mbpsからいいとこ20Mbpsの実測データが主流です。
同じ要領のデータを受信するのにかかる時間は
光回線の5倍から10倍時間がかかります。
また3日で10GBの通信制限があるためPUBGのような大きなゲームデータをダウンロードするとその後3日間は通信制限がかかります。
おすすめのWiMAXプロバイダー
おすすめの光回線プロバイダー