PR

古いマンション集合住宅で10G光回線を契約する?工事できない場合の対処法

古いマンション集合住宅で10G光回線を導入するには?工事できない場合の対処法

マンションで「10G(10ギガ)光回線を導入したい」と考えるのは、もはや贅沢ではなく、切実な願いですよね。リモートワーク、4K動画のストリーミング、高画質なオンラインゲーム。日常がどんどん重くなる中で、自宅の通信環境が「細いストロー」のままだと、それだけでストレスが溜まります。Wi-Fiルーターを変えようが、LANケーブルを変えようが、100MbpsのVDSL回線回線のままでは完全に時代遅れの状態で悩ましいところです。

VDSLはいい加減やめたい。

10Gbps回線にしたい!せめて1Gbps回線にしたい!

そう思うのですが、いざ調べ始めると直面するのが「マンション建物全体の工事ができないという壁」です。

「うちは世帯数が多いマンションだから無理」

「住人の賛成を得られないから共用部の工事ができない」

「マンション管理費の積立が進んでないから無理」

マンション全体工事は現実的には無理な場合が多いです。

 

そんなマンションでも建物全体の光ファイバー導入工事を実施する。

この絶望的な難題をどう突破するには?

マンションで10G光回線を導入する7ステップ

ステップ1:住民の声を集める

まずは理事会で議題に上げる前に、住民アンケートを実施しましょう。

「現在のネット環境に満足していますか?」

「光回線の高速化を希望しますか?」

といった質問で、住民の本音を把握します。

不満の声が多ければ多いほど、理事会や総会での説得材料になります。

 

まずは理事会で説得材料を作ることから始めましょう

ステップ2:情報収集と比較

複数の事業者から資料を取り寄せます。代表的なのは以下の通り。

  • NTT東日本・西日本(フレッツ光クロス)
  • auひかり
  • NURO光
  • 地域限定の光回線事業者

それぞれの提供エリア、料金プラン、導入実績を比較検討します。

10G回線は首都圏や政令指定都市を中心に全国へ拡大していますが、まだ対応していないエリアもあります。

 

それぞれの回線事業者のWebサイトで申し込みを進めてみると10Gの申し込みが出来ないため、現地調査を依頼するなどの問い合わせの案内が出ることがあります。

基本的にNTT東日本、NTT西日本の開通可否チェック無理なら、現地調査は行われませんが、マンション管理会社、マンション理事会の議決を通した依頼の場合は対応されることがあります。(現地調査依頼は個人では無理です)

※回線事業者がNTT東日本、西日本の場合はマンション管理団体からNTTへ直接問い合わせるしか手段がありません。

NURO光公式サイトでは、申し込みの末、契約できない集合住宅なら現地調査依頼のページへの案内が表示されます。そこから個人名でマンション代表として現地調査を依頼することが出来ます。(ただし、何度やっても個人からの申請では反応、返信は一切ありません)

 

ステップ3:現地調査と見積もり

候補を2~3社に絞り込んだら、現地調査を依頼します。

ここで重要なのが、詳細な見積もりを要求することです。「工事一式○○万円」では何にいくらかかるのか分かりません。

  • 幹線工事費(共用部分)
  • 各戸への引き込み工事費
  • 機器費用(ONU、ルーターなど)
  • 既存設備の撤去費
  • 保守・メンテナンス費用

こうした項目ごとに金額を明示してもらいましょう。

 

光ファイバー導入工事費用の相場
工事費用の目安として、50世帯の集合住宅なら500万円以上。100世帯の集合住宅なら2000万円以上など、わりと大きな金額が必要となる見込みです。10世帯の小さい集合住宅でも数百万円~となるので、建物全体への光ファイバー導入工事は決して安いものではありません。

 

ステップ4:管理組合総会での決議

最大の関門がここです。

莫大な工事費用を要するマンションの共用部分を変更する工事には、区分所有法に基づく決議が必要です。

通常は「特別決議」として、区分所有者数および議決権の各4分の3以上の賛成が求められます。

ただし、あなたのマンションの管理規約で別の定めがあれば、そちらが優先されます。まずは規約を確認してください。

総会では、以下の点を丁寧に説明します。

  • なぜ今、光回線の高速化が必要なのか
  • 費用の内訳と負担方法
  • 工事のスケジュールと住民への影響
  • 導入後のメリット
  • 他のマンションでの導入事例

反対意見が出ることも想定して、Q&Aを準備しておくと良いでしょう。

 

住民の意見要望を集め、半年かr1年程度。やっと議会での決議を迎えます。マンション全体の議決が下れば工事実施へ向けて回線業者との大規模改修工事契約へ

 

ステップ5:契約と工事日程の調整

総会で可決されたら、事業者と正式契約を結びます。

工事は住民の生活に影響を与えるため、事前の周知が欠かせません。掲示板やポスティングで、工事の日程、作業内容、注意事項を伝えます。

 

ステップ6:工事の実施とサービス開始

工事期間は規模にもよりますが、数週間から数ヶ月かかることもあります。

各戸への引き込み工事では、住民の立ち会いが必要になる場合があります。スケジュール調整を丁寧に行いましょう。

 

ステップ7:運用とアフターフォロー

工事が終わっても、それで終わりではありません。

  • トラブル発生時の連絡先は明確か
  • 定期的なメンテナンスは誰が行うのか
  • 機器の故障時の対応は

こうした点を管理委託契約書に盛り込んでおくことで、長期的に安定した運用が可能になります。

マンション向け光回線

参考までに、VDSLがを含め、光回線の契約が可能な回線事業者をまとめておきます。

古いマンション、VDSLしかないマンションでも申込みが進み契約できる場合があります。

10G光回線おすすめ

10ギガ光回線おすすめプランとWi-Fi7最安料金の10Gbpsはこれ
10ギガ(10Gbps)光回線の全比較。フレッツ光クロス・NURO光・auひかりなど各社プランの料金・キャッシュバック・実測速度・エリアを徹底比較。本当に10ギガが必要か、おすすめの光回線はどれか、最新の口コミと評判から解説します。

 

集合住宅プランの料金比較一覧表

回線名 月額料金
1G/10G
速度 上り/下り キャッシュバック FTTH/VDSL対応 工事費用 回線事業者 特徴
FTTH工事できない
マンション向け
auひかり
マンションタイプG

KDDI回線
4,180円 664Mbps /166Mbps 公式代理店で38,000円~126,000円 G.fast (VDSL設備利用) 33,000円 (実質無料) KDDI 2026年以降も開設可能。KDDI独自回線 、G.fast方式でVDSLより高速、auユーザー向け。
J:COM NET 1G
独自回線
特別割引
有り5,280円
/月~
安い
1Gbps /100Mbps 月額割引と公式キャッシュバック合計最大49,534円 HFCハイブリッド 1Gbps 23,760円(実質無料) J:COM NET(ジュピターテレコム) 2026年以降も開設可能。CATV回線利用のハイブリッド方式、関西中心にエリア限定、FTTH不可でも1Gbps提供の可能性。
FTTH工事可能な
マンション向け
ドコモ光
NTT回線
1G/4,400円
10G/6,380円
1Gbps/1Gbps
10Gbps/10Gbps
100Mbps/100Mbps
公式代理店NNコミュニケーションズ無条件35,000円 FTTH (建物によりVDSLの100Mbps) 22,000円 (実質無料) NTT東日本、西日本 NTT回線利用の光コラボ、全国エリア、ドコモユーザー向け。プロバイダ選択可能。VDSLは終了
auひかり
KDDI回線
4,180円 1Gbps/1Gbps
100Mbps/100Mbps
公式代理店で38,000円~126,000円 FTTH (建物によりVDSLの100Mbps) 33,000円 (実質無料) KDDI KDDI独自回線、比較的混雑に強い、au・UQモバイルユーザー向け。VDSLも開設可能
ソフトバンク光
NTT回線
1G/4,180円
10G/6,380円
1Gbps/1Gbps
10Gbps/10Gbps
100Mbps/100Mbps
公式代理店 エヌズカンパニーで無条件35,000円 FTTH (建物によりVDSLの100Mbps) 31,680円 (実質無料) NTT東日本、西日本 NTT回線利用の光コラボ、全国エリア、ソフトバンク・ワイモバイルユーザー向け。VDSLは終了
NURO光
独自回線
2G/3,850円
10G/4,400円
2Gbps/2Gbps
10Gbps/10Gbps
NURO公式サイトで最大45,000円~75,000円 FTTHのみ 44,000円 (実質無料) NURO光(SONYネットワークコミュニケーション) 独自回線、下り最大2Gbpsの高速通信が魅力。提供エリア限定。Wi-Fiルーター無料レンタル。
ビッグローブ光
NTT回線
1G/4,378円
10G/6,270円
1Gbps/1Gbps
10Gbps/10Gbps
100Mbps/100Mbps
お得な取次店で無条件45,000円 FTTHのみ 22,000円 (実質無料) NTT東日本、西日本 NTT回線利用の光コラボ、IPv6対応。au・UQモバイルユーザー向け。
GMOとくとくBB光
NTT回線
1G/3,773円
10G/5,940円
安い
1Gbps/1Gbps
10Gbps/10Gbps
100Mbps/100Mbps
5,000円~乗り換えで最大112,000円 FTTHのみ 26,400円 (実質無料) NTT東日本、西日本 NTT回線利用の光コラボ、v6プラス対応で月額料金が比較的安い。VDSLは終了
エキサイトMEC光
NTT回線
3,597円
安い
1Gbps/1Gbps なし (工事費完全無料が特典) FTTH のみ 完全無料 NTT東日本、西日本 NTT回線利用の光コラボ、工事費完全無料で解約時の残債リスクなし。月額料金最安クラス。
J:COM NET光1G(N)
NTT回線
5,258円 1Gbps/1Gbps 3ヶ月月額無料、キャンペーン10,000円 FTTHのみ 23,760円(実質無料) J:COM NETジュピターテレコム NTT回線利用の光コラボでJCOMNET独自の1Gコースとは違う

申込みの結果、開通不可ならメッセージが届きます。

契約できなくてもお住まいの住宅が開通可能かどうか無料で確認できるだけなので安心してください。

 

古いマンションで10Gは契約できないなのか?

結論から言えば、古いマンションで個人が10Gプランを契約するのはほぼ不可能です。

戸建てに比べて開通へのハードルが高いのが現実です。

 

現実、古いマンションで10G回線の契約は無理な場合がほとんどです。

なぜなら、マンションのインターネット環境は、あなた一人ではなく「建物全体の設備」に縛られているからです。

多くのマンション、特に築10年〜15年以上の物件では、外から引き込んだ光ファイバーを各部屋に配分する方式が、古い規格のまま止まっています。

 

マンションの配線方式と最大速度の比較

配線方式 最大速度(理論値) 特徴
光配線方式 1Gbps 〜 10Gbps 部屋まで光ファイバーが届いている理想の形
LAN配線方式 100Mbps 〜 1Gbps 建物内のLANケーブルに依存する
VDSL方式 100Mbps 電話線を使用。10G導入の最大の壁

この表を見れば一目瞭然ですが、VDSL方式のマンションに住んでいる場合、高速な10Gプランを申し込んでも、建物自体にその回線を契約する土台が無いため、物理的に契約不可能です。

やむをえず、昔ながらの電話線を使った光回線「VDSL方式」というサービスでの回線契約となっています。

いまお使いの回線そのものが遅いのは建物の構造による物理的な原因があるからです。

残念ですが、建物全体の開通工事ができないので、やむを得ないところです。

「工事できない」と断られた時の現実的な処方箋

「うちはVDSLだから10Gは無理」

「戸建てプランの引き込みも許可されなかった」

こうなった時、ただ絶望して100Mbpsの遅い回線で我慢し続けるしかありません。

 

ただ、実は、10G(10,000Mbps)は無理でも、VDSLの限界である100Mbpsを大幅に超える回線サービスを使えるマンションに該当している場合もあります。

VDSLしか使えないマンションでも下り最大1Gbps。下り最大664Mbpsの回線が使える古いマンションがあります。

それが、J:COMの1Gコースや、auひかり マンションタイプGです。

光ファイバーが引けない場合の高速な回線選択肢

サービス名 最大速度 通信方式 備考
J:COM NET 1Gコース 1Gbps CATV/光ハイブリッド CATV回線を利用。VDSL回線しかないマンションでは最速のインターネット回線
auひかり マンションG 664Mbps G.fast(電話線) VDSLを新技術で高速化し最大664Mbpsの下り速度を実現。同じ電話線でも爆速化
ホームルーター(5G) 4Gbps 無線 5Gエリアのみ実測はVDSL並に高速。4GエリアはVDSL以下で遅く不安定。

VDSL方式のマンションであっても、「回線の種類を変える」ことで速度を改善できます。

例えば、J:COMはテレビの同軸ケーブルを併用して通信を行います。マンションの「電話線(VDSL)」というボトルネックを通らないため、光ファイバーが引けなくても1Gbpsに近い速度を狙える場合があります。

筆者は光ファイバーが引き込めないマンションで長年マンション理事会で戦い続けた結果、NTT西日本の工事が無理だったのでJ:COM NET1Gコースを契約しています。

J:COM NET1Gコースの速度や料金のレビュー

JCOM NET 1GコースがマンションにおすすめVDSLの10倍高速
J:COM NET 1Gのマンションでの実際の契約者による通信速度をVDSLと比較、料金プランや提供エリアの確認方法など解説。実際のユーザー評判も含め、VDSLしか使えない集合住宅で1Gコースがおすすめな理由がわかります。

 

また、auひかりの「タイプG」は、既存の電話線を利用しながらも「G.fast」という新技術を使うことで、従来の100Mbpsの壁を突き破り、下り最大664Mbpsを実現します。これなら、10Gには届かなくても、日常的なストレスはほぼゼロになります。

 

工事不要、無線による高速通信ではWiMAXのホームルーターが最速です。実測値で200Mbps以上で安定しており、通信の上限制限もなく、固定回線としてVDSL以上のダウンロード速度が見込めます。

WiMAXホームルーターで固定回線のように高速通信できたレビュー

WiMAXホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L13なら光回線の代わりに固定回線として使える
最強のホームルーターSpeed Wi-Fi HOME 5G L13とWiMAX回線の組み合わせ数日使ってみて、非常に快適で驚いています。ホームルーターとWiMAX +5Gの組み合わせはかなりすごいですね。サービス開始から10年以上WiMAX...

 

なぜ「10G」にこだわる必要があるのか、再確認する

ここで少し立ち止まって考えてみましょう。あなたが10Gを求めている「本当の理由」は何でしょうか。

「速ければ速いほどいい」というのは正論ですが、実は、インターネットの快適さを決めるのは最大速度(帯域)だけではありません。

  • 応答速度(Ping値): ゲームのラグに関係する。10G回線はここが強い。
  • 安定性: 夜間の混雑時に速度が落ちないか。
  • Wi-Fiルーターの性能: 実はここがボトルネックになっているケースが一番多い。

もし、10Gの工事ができないマンションで、かつJ:COMやauひかりの特殊プランも選べない場合、次にすべきは「宅内の見直し」です。

意外と多いのが、回線自体は1Gbps(光配線方式)なのに、10年前の古いルーターを使っているせいで100Mbpsしか出ていないケース。あるいは、LANケーブルが古い「カテゴリ5(CAT5)」のままで、そこで速度が詰まっているケースです。

LANケーブルの規格チェック表

カテゴリ 最大通信速度 推奨環境
CAT5 100Mbps 即交換推奨(10G導入以前の問題)
CAT5e 1Gbps 一般的な1G光回線用
CAT6 / 6A 1Gbps / 10Gbps 10Gを狙うならCAT6A一択

10Gプランを検討するなら、家の中のケーブルが「CAT6A」以降になっているか、一度這いつくばって確認してみてください。印字されている文字を見るだけで、解決の糸口が見えるかもしれません。

 

VDSLの限界

そもそもVDSLって何?

VDSLとは、マンションの共用部分まで光ファイバーが来ているけれど、そこから各部屋までは既存の電話回線を使ってインターネットに接続する方式です。

建物内の配線工事が不要で、比較的安価に導入できるメリットがありました。過去形なのは、VDSL回線はもう時代遅れだからです。

配線方式 共用部→各戸 下り最大速度 上り最大速度
VDSL 電話回線 100Mbps 100Mbps
FTTH(光配線) 光ファイバー 10Gbps 10Gbps
CATV(HFCハイブリッド) 同軸ケーブル 1Gbps 100Mbps

見ての通り、VDSLだけが圧倒的に遅い。これが現実です。

VDSLの問題は速度だけじゃありません。マンション内で同じNTT回線を使っている人が多いと、夜間や休日に回線が混雑して、実測値は数Mbpsまで落ち込むことさえあります。

4K動画?無理です。オンラインゲーム?ラグだらけ。複数人でのビデオ会議?画面がカクカク。

 

VDSLは2026年から順次終了している

NTT東日本・西日本は2023年10月に新規受付を終了し、2026年1月31日までにFTTH(光配線方式)への移行工事が完了しなかった一部マンションでVDSL方式のサービス提供を終了しました。

ただし、ここで誤解しないでください。

「VDSLが完全終了」というのは、VDSLとFTTHの両方が使える環境にあるマンション限定の話です。VDSLしか使えないマンションでは、今後もVDSLが使い続けられます。

つまり、光ファイバー導入工事ができないマンションは、この先もずっとVDSLのままなんです。

世間が1Gbpsや10Gbpsを当たり前に使っている中、取り残された形になります。

より高速な回線が必要な理由って?

在宅勤務という新しい日常

コロナ以降、働き方は大きく変わりました。週に何日かは在宅勤務、という人も珍しくありません。

ビデオ会議でプレゼンをする。大容量のファイルをアップロードする。クラウド上で共同作業をする。

こうした業務には、安定した高速回線が不可欠です。

VDSLの100Mbps回線では、特に上りの速度が足かせになります。

動画視聴の高画質化

NetflixもYouTubeも、今や4Kが標準です。8K配信も始まっています。

4K動画を快適に視聴するには、最低でも25Mbps程度の速度が必要と言われています。

家族が複数人いて、それぞれがストリーミングを楽しむとなると、VDSLでは明らかに帯域不足です。

一人暮らしならVDSLで十分ですが、家族がいると、VDSLでのままでは今後不満は頻発するはずです。

 

IoT機器の増加

スマート家電、セキュリティカメラ、スマートスピーカー。家の中のあらゆるものがインターネットにつながる時代です。

これらの機器が常時通信を行うため、回線への負荷は日に日に増しています。

用途 推奨速度
4K動画視聴 25Mbps
オンライン会議(HD) 3~4Mbps
オンラインゲーム 30~100Mbps
大容量ファイル転送 100Mbps以上

1Gbpsの回線があれば、これらすべてを同時に行っても余裕があります。

100Mbpsが上限の回線では厳しい局面が増えてくるでしょう。

 

工事ができない場合の2つの高速回線について

「うちのマンションは築年数が古いから、光ファイバーの導入工事は無理」

そう諦めている方も多いでしょう。

VDSLしか使えないマンションでも、従来のVDSLより高速な回線が2つあります。

 

高速回線1:J:COM NET 1Gコース

J:COMといえばケーブルテレビのイメージが強いですが、実はインターネットサービスにも力を入れています。

特に注目なのが「J:COM NET 1Gコース」です。

項目 内容
回線方式 HFC(ハイブリッド)
下り最大速度 1Gbps
上り最大速度 100Mbps
月額料金 5,180円(特別割引あり)
初期費用 契約事務手数料3,300円+工事費18,800円(実質無料)

HFC方式とは、マンションの共用部まで光ファイバーを引き込み、そこから各部屋へは既存のテレビ用同軸ケーブルを利用する方法です。

VDSLが電話線を使うのに対し、J:COMは同軸ケーブルを使います。この違いが速度に大きく影響します。

実測値で400~600Mbps程度出るという口コミが多く、VDSLの数倍から10倍近い速度になります。

上りは100Mbpsと控えめですが、それでもVDSLより速い。日常的な用途なら十分です。

最大の注意点は、提供エリアが限られていることです。対応しているマンションかどうか、まずは公式サイトで確認する必要があります。

逆に言えば、対応していたらラッキーです。新たな配線工事が最小限で済むため、導入のハードルが低いのも魅力です。

 

【対応チェック】あなたのマンションは対応してる?今すぐ確認する方法!

「J:COM NET 1Gコース」があなたのマンションで利用できるかどうかは、J:COMの公式サイトで簡単に確認できます。

確認手順

J:COMの公式サイトにアクセスします。

申し込みボタン、あるいは料金シミュレーションから進めてエリア対応に進みます

郵便番号を入力してエリアを設定します。

 

住所からお住まいのマンションを選択して進めるていき、「1Gコース」が表示されれば1ギガ回線を使えます。

最短4日で開通可能です。

J:COM NETの公式サイト 対応マンション確認→

 

高速回線2:auひかり マンションタイプG

もう一つの選択肢が「auひかり マンションタイプG」です。

こちらは「G.fast」という技術を使います。

項目 タイプG(G.fast方式) タイプV(VDSL方式)
技術方式 G.fast VDSL
下り最大速度 664Mbps 100Mbps
上り最大速度 166Mbps 100Mbps
月額料金(16契約以上) 4,180円 4,180円

G.fastは「VDSLの進化版」とも言える技術で、既存の電話回線を使いながら高速通信を実現します。

実測値で300~600Mbps程度出るケースが多く、VDSLより圧倒的に速くなります。しかも上りも速いため、リモートワークにも適しています。

 

G.fast(タイプG)に対応しているマンションなら、VDSLから乗り換えるだけで劇的に環境が改善します。

料金はVDSL(タイプV)と同じなのに速度は6倍以上。これほどコスパの良い選択肢はありません。

auスマホを使っている方なら「auスマートバリュー」でスマホ料金が割引になるメリットもあります。

ただし、すべてのマンションがタイプGに対応しているわけではありません。

G.fast対応プロバイダーの公式サイト申し込みページで対応状況を確認してください。

 

マンションタイプGに対応しているかどうかチェックできます。

auひかり公式プロバイダの申込みページで郵便番号から入力して進めます。

タイプG対応していればマンション名にG16、G8など戸数に応じた内容が表示されます。

 

so-net auひかり タイプG対応チェックはこちら

 

 

 

どちらを選ぶべきか

J:COM NET 1GとauひかりマンションタイプG、どちらが良いかは状況次第です。

J:COM NET 1Gが向いている人

  • J:COM NET1Gコース対応マンションの方
  • マンションがJ:COMのサービスエリアに入っている
  • 下り速度を最優先したい
  • ケーブルテレビとセットで契約したい

auひかりマンションタイプGが向いている人

  • 上り速度も重視したい
  • auスマホを使っている
  • プロバイダを選びたい

どちらも対応していない場合は、残念ながらVDSLを使い続けるか、ホームルーターなどの無線回線を検討するしかありません。

よくある質問

Q1:10G光回線の工事費用はいくらかかりますか?

マンションの規模や既存設備の状況によって大きく変わります。

中規模マンション(50~100戸)の場合、初期工事費は数百万円規模になることもあります。既存の配管が使えれば安く済みますが、新たに配管ルートを確保する必要があれば高額になります。

費用負担の方法は管理組合で決定します。修繕積立金から支出する、管理費に上乗せする、各戸が個別負担するなど、いくつかのパターンがあります。

光ファイバーを全戸開通した場合の月額利用料は全戸一括契約にすることで、個別契約より割安になるケースが多いです。1戸あたり月額3,000~5,000円程度が目安です。

Q2:既存のVDSL回線はどうすれば良いですか?

新しい光回線への切り替えと同時に、各戸で個別に解約手続きを行うのが基本です。

管理組合としては、解約のタイミングと手続き方法を住民に周知することが重要です。新旧両方の料金を支払う二重払い期間が発生しないよう、スケジュール調整を丁寧に行いましょう。

事業者によっては、一括での切り替え手続きをサポートしてくれる場合もあります。契約時に確認してください。

Q3:管理組合の決議要件はどうなっていますか?

光回線導入工事が建物の「著しい変更」にあたる場合、区分所有法第17条に基づき、区分所有者数および議決権の各4分の3以上の賛成による特別決議が必要です。

ただし、あなたのマンションの管理規約で別の定めがある場合は、そちらが優先されます。まずは管理規約を確認してください。

全戸への配線引き直しや外壁への穴あけを伴う大規模工事は、一般的に特別決議が必要と解釈されます。

詳細は管理会社、マンション管理士、弁護士などの専門家に相談することをお勧めします。

Q4:工事ができないと言われました。もっと高速な回線にできない?

VDSLのまま「工事ができない」と言われても、すぐに諦める必要はありません。。

建物自体が工事できないという技術的に本当に難しい場合は、J:COM NET 1GやauひかりマンションタイプGのような代替手段を検討しましょう。

現状のVDSLより大幅に速くなる可能性があります。

Q5:賃貸マンションでも導入できますか?

賃貸マンションの場合、オーナーの判断で進めることができます。

分譲マンションと違って、住民全員の合意は不要です。オーナーが「入居者の満足度向上」や「物件の競争力強化」を重視すれば、比較的スムーズに導入が進みます。

入居者としては、管理会社を通じてオーナーに要望を伝えることができます。複数の入居者から声が上がれば、オーナーも検討してくれる可能性が高まります。

まとめ

現状、光ファイバーが通せない建物、古いマンションで10G光回線を導入するのは簡単ではありません。

費用、合意形成、工事の手間。越えるべきハードルはいくつもあります。

ほとんどの場合、今後もVDSL回線のままとなることがほとんどでしょう。

 

地道に理事会で議題に上げる。住民アンケートを取る。事業者に問い合わせる。

私は15年以上、頑張りましたがマンション大改修工事は無理だったので諦めました。でも、10Gが使えなくても、いまは1Gbps回線が使えるので満足しています。1G回線はかなり高速で快適です。

 

VDSLしか使えないからと諦めるのは、まだ早いです。

あなたのお住いのマンションもJ:COM NET 1GコースやauひかりマンションタイプGのようなVDSLをより高速な回線に対応しているかもしれません。

まずは自分のマンションが対応しているか確認してみてください。

一人暮らしならVDSLで大丈夫でかもしれません。でも家族がいて複数人でインターネット回線を使うなら100Mbpsの回線はもう限界を迎えるかもしれませんね。

タイトルとURLをコピーしました