「毎月のインターネット料金、もっと安くならないかな?」「回線速度が遅くてストレスを感じている」「引っ越しを機に新しいインターネット回線を検討している」
このような悩みを抱えている方は少なくありません。現代の生活において、インターネット回線は水道や電気と同じく必須のライフラインとなっています。しかし、多くの選択肢があるため、どのインターネット回線を選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
この記事では、光回線やモバイル回線など様々なインターネット回線の種類とそれぞれのメリット・デメリット、そして自分に合った選び方について詳しく解説します。楽天ひかりなど人気のサービスの料金比較も行い、あなたに最適なインターネット環境を構築するためのガイドをお届けします。
インターネット回線の種類と特徴を理解する
まずは、現在日本で利用できる主なインターネット回線の種類について見ていきましょう。それぞれの特徴を理解することが、あなたに合った回線選びの第一歩となります。
光回線(FTTH)
光ファイバーを使用した通信方式で、現在最も高速で安定したインターネット環境を提供しています。
特徴:
- 下り最大1Gbps~10Gbpsの高速通信
- 安定した通信品質
- 複数人での同時利用に強い
- 固定IPアドレスが取得できるプランも多い
主なサービス:
CATV(ケーブルテレビ回線)
テレビ用のケーブルを利用したインターネット接続サービスです。
特徴:
- 下り最大320Mbps~1Gbps程度
- テレビサービスとのセット割引がある
- 地域限定のサービスが多い
- 工事が比較的簡単
主なサービス:
- J:COM
- 各地域のケーブルテレビ会社
モバイル回線(4G/5G)
スマートフォンなどで使用する携帯電話回線を利用したインターネット接続です。ホームルーターやポケットWiFiとして利用されることが多いです。
特徴:
- 工事不要ですぐに利用可能
- 持ち運びができる(ポケットWiFiの場合)
- 場所によって通信速度が変動する
- データ容量に制限があることが多い
主なサービス:
- docomo home 5G
- au 5G HOME SPOT
- ソフトバンクAir
- 楽天モバイル
- WiMAX
ADSL
電話回線を利用した接続方式です。現在は新規申込みが終了していることが多く、既存ユーザーのみ利用できる状況です。
特徴:
- 光回線に比べて通信速度が遅い
- 基地局からの距離で速度が大きく変わる
- 月額料金が比較的安い
- 古いマンションなどでまだ利用されている
インターネット回線選びで重視すべき5つのポイント
インターネット回線を選ぶ際に、重視すべきポイントは以下の5つです。あなたの使い方や環境に合わせて、優先順位を決めましょう。
通信速度
オンラインゲームや動画視聴、リモートワークなど、用途によって必要な速度は異なります。
- 軽い閲覧やメール程度: 10Mbps程度
- 動画視聴(標準画質): 5Mbps程度
- 動画視聴(HD画質): 10Mbps程度
- 動画視聴(4K画質): 25Mbps以上
- オンラインゲーム: 30Mbps以上(安定性も重要)
- 大容量ファイルのダウンロード/アップロード: 100Mbps以上
複数人で同時に利用する場合は、より高速な回線を選ぶことをおすすめします。
月額料金
長期間利用するものなので、月額料金の差は大きな違いになります。以下の点に注意して比較しましょう。
- 基本料金
- プロバイダ料金(別途必要な場合も)
- モデム/ルーターのレンタル料
- キャンペーン終了後の料金
- 契約解除料(違約金)
安定性と信頼性
通信の安定性は、特にテレワークやオンライン授業、ゲームなどを行う場合に重要です。
- 回線混雑時の速度低下の程度
- 障害発生時の対応
- サポート体制の充実度
契約期間と解約金
引っ越しや環境の変化に対応できるよう、契約条件も確認しておきましょう。
- 最低利用期間の有無
- 契約更新月の有無
- 解約金の金額(時期による変動も)
オプションサービスと特典
各社が提供する特典やオプションサービスも選択の基準になります。
- セキュリティソフト
- クラウドストレージ
- 他サービスとのセット割引
- キャッシュバックや特典
主要インターネット回線サービスの料金比較
ここでは、主要なインターネット回線サービスの料金を比較してみましょう。なお、料金は変動する可能性があるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
光回線サービスの料金比較
| サービス名 | 基本料金(月額) | 初期費用 | 契約期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| フレッツ光 | 5,200円~(プロバイダ料金別) | 工事費19,800円~ | 2年 | 全国対応、プロバイダ選択可 |
| auひかり | 5,100円~ | 工事費実質無料(条件あり) | 3年 | auスマホとのセット割あり |
| NURO光 | 5,200円~ | 工事費44,000円(実質無料の場合も) | 2年 | 下り最大2Gbpsの高速通信 |
| ソフトバンク光 | 5,200円~ | 工事費24,000円(実質無料の場合も) | 2年 | ソフトバンクスマホとのセット割あり |
| ドコモ光 | 5,200円~(プロバイダ料金込) | 工事費16,500円~ | 2年 | ドコモスマホとのセット割あり |
| 楽天ひかり | 5,280円~ | 工事費19,800円~(実質無料の場合も) | 2年 | 楽天モバイルとのセット割、楽天ポイント還元 |
モバイル回線サービスの料金比較
| サービス名 | 基本料金(月額) | データ容量 | 契約期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| docomo home 5G | 4,950円~ | 無制限(速度制限あり) | 2年 | 5G対応、工事不要 |
| au 5G HOME SPOT | 4,880円~ | 無制限(速度制限あり) | 2年 | 5G対応、工事不要 |
| ソフトバンクAir | 5,368円~ | 無制限(速度制限あり) | 2年 | 4G/5G対応、工事不要 |
| 楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT) | 3,278円~ | 無制限(パートナー回線は5GB) | なし | 契約縛りなし、楽天経済圏との相性良好 |
| WiMAX | 4,268円~ | 15GB~無制限(速度制限あり) | 2~3年 | 持ち運び可能、工事不要 |
マンション向けインターネットサービスの料金比較
| サービス名 | 基本料金(月額) | 初期費用 | 契約期間 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| マンションV(NTT) | 3,850円~(プロバイダ料金別) | 工事費16,500円~ | 2年 | マンション全体で導入されている場合が多い |
| auひかり マンションタイプ | 4,180円~ | 工事費33,000円(実質無料の場合も) | 3年 | マンションの配線方式で料金が異なる |
| NURO光 for マンション | 2,090円~ | 工事費40,000円(実質無料の場合も) | 2年 | 対応マンションのみ |
| ソフトバンク光 マンションタイプ | 4,180円~ | 工事費24,000円(実質無料の場合も) | 2年 | マンションの配線方式で料金が異なる |
| 楽天ひかり マンションタイプ | 4,180円~ | 工事費16,500円~(実質無料の場合も) | 2年 | 楽天モバイルとのセット割あり |
人気インターネット回線のメリット・デメリット比較
各インターネット回線サービスのメリットとデメリットを詳しく見ていきましょう。
楽天ひかり
メリット:
- 楽天モバイルとのセット割で月額1,100円割引
- 楽天ポイントが貯まりやすい(支払いでポイント還元)
- 工事費が実質無料になるキャンペーンが豊富
- 解約金0円(条件あり)
デメリット:
- 提供エリアが他の大手光回線と比べて限定的
- 独自回線ではなくNTT回線を利用しているため速度面での差別化が難しい
- サポート体制がまだ発展途上
フレッツ光
メリット:
- 全国的に広いサービス提供エリア
- プロバイダを自由に選べる
- 安定した通信品質
- 法人向けサービスも充実
デメリット:
- プロバイダ料金が別途必要
- キャンペーンが他社と比較して少ない場合がある
- 工事費が高額(キャンペーンで実質無料の場合も)
auひかり
メリット:
- 独自回線を使用しており、混雑時も比較的安定
- auスマホとのセット割(auスマートバリュー)で最大1,100円割引
- 高速・安定した通信
- 工事費が実質無料になるキャンペーンが多い
デメリット:
- 提供エリアがNTT回線を利用したサービスより限定的
- 3年契約が基本で、途中解約の違約金が高い場合がある
- マンションタイプは建物の配線状況によって利用できないことも
NURO光
メリット:
- 下り最大2Gbpsの超高速通信(一般的な光回線の2倍)
- 月額料金が比較的安い
- ソフトバンクスマホとのセット割あり
- IPv6接続が標準対応
デメリット:
- 提供エリアが関東、関西、東海などの都市部に限定
- 工事が2回必要で、開通までに時間がかかることがある
- 戸建てとマンションで料金差が大きい
ドコモ光
メリット:
- ドコモスマホとのセット割(ドコモ光セット割)で最大1,100円割引
- プロバイダを選べる(タイプA)
- 全国的にサービス提供エリアが広い
- dポイントが貯まりやすい
デメリット:
- NTT回線を利用しているため、混雑時の速度低下がある場合も
- プロバイダによって通信品質に差がある
- キャンペーン内容がやや複雑
WiMAX
メリット:
- 工事不要ですぐに利用可能
- 持ち運びができる
- 引っ越しでも継続利用可能
- 初期費用が抑えられる
デメリット:
- 場所や時間帯によって速度が大きく変動する
- 建物内では電波が届きにくい場合がある
- 大容量のデータ通信には向かない場合がある
- 3日間で10GB以上利用すると速度制限がかかる場合もある
インターネット回線の選び方 – あなたの状況別おすすめサービス
あなたの状況や利用シーンに合わせたインターネット回線の選び方をご紹介します。
家族で利用する場合
おすすめ: 光回線(フレッツ光、auひかり、NURO光など)
理由:
- 複数人で同時に利用しても速度低下が少ない
- 動画視聴やオンラインゲームなど、高速通信が必要な場面に対応
- データ容量を気にせず利用できる
- スマホとのセット割で家族全体の通信費を削減できる
一人暮らしの場合
おすすめ: 状況に応じて異なります
- 長期居住予定なら: 光回線(NURO光、楽天ひかりなど)
- 安定した高速通信
- キャンペーンを活用すれば月額料金を抑えられる
- スマホとのセット割で総合的に安くなる場合も
- 短期居住・引っ越しが多い場合: モバイル回線(WiMAX、楽天モバイルなど)
- 工事不要で手軽に始められる
- 引っ越し時に面倒な手続きが少ない
- 契約期間が短いプランや解約金が安いものを選ぶと良い
テレワーク・リモートワークでよく利用する場合
おすすめ: 光回線(NURO光、auひかり、フレッツ光など)
理由:
- 安定した通信品質でオンライン会議も快適
- アップロード速度も比較的速い
- 固定IPアドレスが取得できるプランもある(セキュリティ面で有利)
- データ容量を気にせず大容量ファイルの送受信が可能
オンラインゲームをよくプレイする場合
おすすめ: 光回線(NURO光、auひかり、フレッツ光など)
理由:
- 低遅延(Ping値が小さい)で快適なゲームプレイが可能
- 安定した通信で対戦ゲームも有利
- 大型アップデートも短時間でダウンロード可能
- IPv6対応でより高速な通信が期待できる
動画視聴・配信をよくする場合
おすすめ: 光回線(NURO光、auひかり、ソフトバンク光など)
理由:
- 4K動画などの高画質コンテンツもスムーズに視聴可能
- 動画配信をする場合はアップロード速度も重要
- データ容量無制限で長時間の視聴・配信も安心
- 複数デバイスでの同時視聴も問題なし
料金を重視する場合
おすすめ: 楽天ひかり、楽天モバイル、格安光回線(エキサイトMEC光など)
理由:
- 基本料金が安いプランを選ぶ
- スマホとのセット割引を活用する
- キャッシュバックキャンペーンを利用する
- 不要なオプションサービスは解約する
インターネット回線契約時の注意点
インターネット回線を契約する際は、以下の点に注意しましょう。
キャンペーン内容をよく確認する
- キャッシュバックの受け取り条件と時期
- 「実質無料」の条件(○ヶ月目以降に解約すると違約金が発生など)
- キャンペーン適用の申請手続きが必要かどうか
初期費用を計算する
- 事務手数料
- 工事費
- 機器代金
- 初月の日割り計算
長期的なコストを考える
- キャンペーン終了後の月額料金
- 契約更新月と違約金の金額
- オプションサービスの必要性と料金
サービス提供エリアと対応状況を確認
- 実際の住所で提供可能か
- マンションの場合は導入状況や配線方式
- 工事の可否(賃貸の場合は大家さんの許可が必要な場合も)
サポート体制を確認
- 故障時の対応
- 問い合わせ方法(電話、チャット、メールなど)
- 営業時間
- 評判や口コミ
よくある質問と回答
Q1: インターネット回線の工事は何時間くらいかかりますか?
A: 一般的に戸建ての場合は2~3時間程度、マンションの場合は1~2時間程度かかります。ただし、建物の状況や工事内容によって異なりますので、申し込み時に確認しましょう。
Q2: 賃貸物件でも光回線を引くことはできますか?
A: 基本的には可能ですが、大家さんや管理会社の許可が必要な場合があります。また、配線工事ができない物件もありますので、事前に確認してください。
Q3: モバイルWi-Fiと光回線、どちらがおすすめですか?
A: 利用状況によります。短期間の利用や引っ越しが多い場合はモバイルWi-Fiが便利ですが、安定した高速通信を求める場合や複数人で利用する場合は光回線がおすすめです。
Q4: インターネット回線を引っ越し先でも使いたい場合はどうすればいいですか?
A: 多くのサービスでは移転手続きが可能です。ただし、移転先がサービス提供エリア外の場合は解約が必要になることもあります。移転の際には早めに(1~2ヶ月前には)サービス提供事業者に連絡しましょう。
Q5: 楽天ひかりと他の光回線の違いは何ですか?
A: 楽天ひかりはNTTの回線を利用したサービスで、技術的な差はあまりありません。最大の特徴は楽天モバイルとのセット割や楽天ポイントの還元率の高さです。楽天経済圏をよく利用する方におすすめです。
まとめ – あなたに最適なインターネット回線を選ぼう
インターネット回線選びは、あなたの利用状況や環境、予算に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。この記事でご紹介した情報を参考に、以下のステップで選んでみてください。
- 利用シーンを明確にする 家族で使うのか、一人暮らしか、テレワークやゲーム、動画視聴など、主な用途を整理しましょう。
- 必要な通信速度を決める 用途に合わせた通信速度を考慮し、適切な回線タイプを選びましょう。
- 予算を決める 月額料金だけでなく、初期費用や長期的なコストも含めて考えましょう。
- 提供エリアを確認する お住まいの地域で利用可能なサービスを確認しましょう。
- キャンペーンを比較する 各社の特典やキャンペーンを比較し、お得に契約できるタイミングを選びましょう。
インターネットは現代生活に欠かせないインフラです。この記事を参考に、あなたのライフスタイルに合った最適なインターネット回線を見つけ、快適なネット環境を手に入れましょう。
