JCOM NET 1GのWi-Fiが遅い?改善シリーズ
第一弾 外付けルーターと受信側Wi-Fiアンテナ強度をあげてみた編

第二弾 有線LANケーブルで10メートル近づけてみた編

第三段 有線LANケーブルでJCOMルーターへ直結編
この記事です
JCOMルーターに有線LAN直結編
今回はJCOMの AI Wi-Fiルーターに有線LANケーブルを直結する形でスピードテストしてみたいと思います。
ただし、過去2階に渡って速度計測したのはデスクトップパソコンで、ルーターの近くまで移動できないため、今回はノートPCにLANケーブルを繋ぎます。
パソコンにLANケーブル差込口がない!
薄型ノートPCやMacBookなど、ギガビットEthernet差込口が無い端末も多いでしょう。
うちのノートPCもLANケーブル差込口がありません。
さて、どうしよう
あ、そうだ、USB3.0をLANポートに変換できるアダプターがあった。

こういうものです。
だいぶ前に買ったものだけど、一応1Gbps対応、ギガビットEthernetです。
これをつければLANポートが無いパソコンでも有線LAN接続できるようになります。
ではスピードテストしてみます。
JCOM NET 1G 有線LAN速度
まず、ルーター付近1メートル無いくらいの至近距離で計測
ん?遅い
至近距離で計測してるのに遅い!
これ、よくあることなのですが、
普段接続しない端末が無線LANに繋がると、速度が落ちる傾向があります。
スマホとかタブレットでも同様です。
AI Wi-Fiがセキュリティの判断してるらしく、回線開通直後とか、今回みたいに普段接続しない端末をつなげると異様に通信速度が落ちることがあります。
回線速度は1Gbpsなのに通信速度は63Mbpsは遅すぎます。
上りに至っては6.2Mbps遅すぎです。
AIがセキュリティで判断してだんだん速度が上がると言いますが、それでも上限が低い場合があります。
ルーターから距離が離れたデスクトップパソコンの強力アンテナでは同じ日に同じ時刻にスピードテストで計測して500Mbps 上り97Mbpsです。いつもどおり高速です。
それなのに、ノートパソコンをルーター付近まで持ち込んでスピードテスト計測したら60Mbpsしか出ない。
これは
- パソコンのアンテナの性能
- パソコンの処理能力(バッテリー駆動中)
という条件が重なって速度低下しているものです。
なので、他人のスピードテストの結果を見ても自分と環境が違うので同じようなスピードテストの結果にはならない。
混雑とかだけで遅いわけではなく、端末によってスピードテストの結果というのは違ってくるんですよね。
本当は回線速度は出てるけど、ちゃんと受信できる端末じゃない場合も多いです。
さて、前置きが長くなりすぎました。
至近距離で無線LANのWi-Fi受信が異様に弱いパソコのなので
有線LANで直接有線接続するのにはもってこいです。
有線LAN接続のスピードテスト結果は
ドン!
Netflixでチェック
下り 600Mbps
上り 51Mbps
ちょっと登りが遅い
これはタイミング次第
いつも普通に回線スペックの上限マックス付近まで出ます。
みんなの回線速度でチェック
下り 569Mbps
上り 98Mbps
Googleスピードテストでチェック
下り 587Mbps
上り 86.9Mbps
という結果になりました。
Wi-Fi接続が至近距離で遅い理由
至近距離で無線LANのWi-Fi接続では60Mbpsしか出ない受信性能が低い状態のパソコンです。
それでも有線LANにしたらこれだけ速い。
アンテナ強い遠くにあるデスクトップパソコンより高速通信ができています。
つまり、JCOM NET 1GのWi-Fiは遅いのではなくルーター自体が発しているインターネット回線の速度は非常に高速(1ギガ)のものであって、受信する端末や環境によって遅くなっている。というわけです。
時間帯によって遅くなるとか環境の影響もあるのかもしれませんが、JCOM NET 1Gに関していえば、それもほとんど無いですよ。
320Mの時代には多少あったみたいですg,1Gは使う人少ないから混雑の影響は出にくいんです。
NTTの光ファイバーとかはマンションで共有する人多いけど、JCOM NET 1Gはマイナーなので混雑する確率がほかの回線より低いはずです。
そういうこともあるのか?うちでは1日中超高速でインターネット回線を使い倒せています。
有線LANケーブルをより高速なカテゴリー6へ変えてみる
ついでにLANケーブルを買えてみます。
いまテストに使ったのはカテゴリー5Eというもの
技術上の速度は1ギガなので十分です。
これを、カテゴリー6Aというもう少し高速で通信出来るケーブルに変更
これでなにか変わるのでしょうか?
LANケーブル変更後のスピードテスト結果
Googleスピードテスト結果
下り 629Mbps
上り 94Mbps
Fast.com(Netflix)のスピードテスト結果
下り 650Mbps
上り 99Mbps
みんなの回線速度でのスピードテスト結果
下り 692Mbps
上り 101Mbps
ケーブル変更で少しだけ速度が上がったようです。
最後、みんなの回線速度だけ上り速度が技術上の上限100Mbpsを超えてますが、これは、スピードテスト計測用のWEBアプリの仕様(計算式)の影響によるもので、実際は100Mbps出てないはずです。
JCOM NET1Gのハイブリッド方式は初速でものすごい速度出るので、こういうスピードテストしてると、計測開始直後は一瞬下りも1ギガ超えることがあります。そういう影響もあって、技術上の上限を超えたスピードテスト結果もちょくちょく出ます。
本当に高速なんですよね。ジェイコムの1ギガ
同軸ケーブルのハイブリッド方式です。
使いもせずに遅いと評価するサイトが多いですが
実際はFTTHより下りが速くなる傾向があります。
まとめ
自宅でジェイコムネット1ギガの回線使ってるけどWi-Fiは遅いな?
と感じる場合有線LANケーブルで直接有線接続するのもひとつの改善策といえます。
端末のアンテナ強度なんてわからないですからね。
バッテリー駆動だとだいたい速度落ちますが、電源ケーブルつないでもたいして変わらない。
iPhoneは高速だけどAndroid端末の古いものは遅かったり。
Wi-Fiでしか接続できない端末もあると思いますが、Wi-Fiが遅いのは端末に原因があるかもですね。
有線接続なら間違いなく高速なので。
ということで、個人的には過去に契約していたFTTHの光回線(ソフトバンク光、フレッツ光隼)なんかより下りに関してはジェイコム圧勝です。
フレッツ光FTTHののスピードテスト結果

これは環境による影響も多少あると思いますが、
1ギガプランで下り速度が他社のFTTH光回線と比較してもほぼ負けることがないジェイコムのJCOM NETの 1G
有線接続してわかりましたが、600Mbps前後で安定しています。
これはかなり高速です。
マンションでFTTH光ファイバーの工事ができない場合、導入できる最も高速なインターネット回線と言えます。

JCOMのWi-Fiが遅い?改善シリーズ
第一弾 外付けルーターと受信側Wi-Fiアンテナ強度をあげてみた編

第二弾 有線LANケーブルで10メートル近づけてみた編

第三段 有線LANケーブルでJCOMルーターへ直結編
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