
2025年になってJ:COM NET 1Gコースへ乗り換えしましたが、居住するマンションで15年以上ソフトバンク光のVDSLを利用していました。
そして、その期間に同時に隣接エリアのワンルームマンション(仕事場)でソフトバンク光のFTTH配線による1ギガ回線も契約していました。
ソフトバンク光はNTTフレッツ光の光ファイバーを使うFTTH回線です。
その際、NTTフレッツ光FTTHの通信速度がVDSLとさほど変わらない住居もあるということがわかったので情報を共有しておきます。
FTTHとは
FTTHはインターネット基地局から建物、室内まで光ファイバーによる光通信で接続する最も高速なインターネット回線です。下り最大1Gbps~10Gbpsとされています。
仕事場のワンルームマンションでは、そんな高速通信が魅力のFTTHの光配線による1ギガプランを契約していました。NTT西日本フレッツ光を使うソフトバンク光のマンションギガプランです。
仕事上、少しでも高速な回線が必要だったので下り最大1Gbpsは魅力的です。
しかし、回線契約してる数年間、常に通信速度は120Mbps~240Mbpsでした。
当時のブログ記事より

今見るとひどい遅さです(笑)

当時はそれでも自宅の2倍程度高速なので満足でした。
しかし、せっかくの1ギガ回線。FTTH理論値の半分の500Mbpsくらい出てくれるものだと思って契約したのですが、実際は平均して170Mbps~200Mbpsしか出ないので少し不満もありました。
そして、残念なことに、夕方から夜にかけてこれが更に遅くなってダウンロード速度が50Mbpsにも満たない止まりそうな速度になることもありました。
この建物は5階建てワンルームマンションで世帯数は30世帯くらいの半数以上が空室状態の集合住宅です。
基本的にFTTHは使えないマンションでしたが、新規で工事をしてFTTHの光ファイバーを室内へ引き込んだもらったのです。
せっかくのFTTH回線がすぐ近くの自宅マンション15階建て90世帯で使うVDSL回線とさほど変わらない通信速度だったので不思議に思っていました。
このマンションでFTTH回線使ってるの、自分だけなのになんで遅いんだろう?
なぜFTTH光回線がVDSL並だったのか?
なぜFTTHで世帯数が少ないマンションで通信速度が遅かったのか?
調べ続けました。
考えられる理由はあります。
NTTの光回線はそれぞれの住居エリアで利用世帯が100件を目安に基地局割当してるそうです。
おそらく、私がFTTH契約したマンションは基地局エリアが非常に混雑する状態だったのではないか?と考えています。集合住宅なのに建物がガラガラでしたからそう考えるのが自然かと思います。
取引先やよく利用するオフィススペースで回線速度スピードテストを実施するとFTTH回線の場合はだいたい300Mbps前後出るのが普通でした。(大阪市内各所)
実際、全国的にもFTTHは平均的に200Mbps~400Mbpsくらいは出るとの報告が多いのに、うちの部屋ではVDSLに毛が生えたくらいの速度150Mbps程度しか出ない。
さらにFTTHなのに夕方や夜などいわゆる混雑時間帯に通信が異様に遅くなりました。
建物は世帯数少ないし空室だらけ、自分以外はみんなVDSLか、インターネット回線自体が無い部屋ばかりの建物でしたから、通信が遅くなる原因はエリ自体の混雑、エリアにおけるNTT利用者が多すぎるのが問題だったのではないか?と考えられます。
一方、
同じエリアの居住マンション90世帯のほうはVDSLしか使えないマンションです。NTTの基地局が100世帯ごとにエリアを割り当てるのなら、このマンションはまるごとNTT基地局がひとつ割り当てられることになるのでしょうか?
マンション自体にJ:COMのケーブルテレビ回線があったため、住人の一部はJ:COMのネット回線を使用してるようです。このマンション自体のNTT回線利用率が低かったせいか?VDSLでも混雑と思えるような遅さを感じることは一度もありませんでした。
IPv6接続では常時下り80Mbps 上り80Mbpsで安定していました。(PPPoE時代は30Mbps程度で混雑してましたがIPv6で改善できてました)
住居ではこのようなインターネット回線環境ですからFTTHをいれたワンルームマンションのほうは仕事場でしたが、一応100Mbps超えてるからいいか!くらいに満足してました、
当時はそれで満足してました。最速で270Mbpsしか出たことのないFTTH光配線です。
J:COM NET 1Gを使い始めて
VDSLでも安定してた居住マンションですが、仕事上、VDSLの速度では厳しい。子どもたちも大きくなり動画やゲームなのか?常時インターネット回線を使い続けてるので、より高速で帯域の広い回線に変えたいと考えていました。
200Mbps程度とはいえ、近所でより高速な回線に慣れてるので自宅だけ遅いVDSLなのが本当に嫌になってたという理由もあります。
ただ、住んでるマンションがFTTHには対応できないわけです。
理事会の雰囲気では回線工事費用どころではいのでFTTH導入は見込めない状況です。おそらく一生VDSLのままだと思います。
調べに調べた結果、J:COM NET 1Gという下り最大1ギガのプランに対応しているマンションだとわかりました。
自宅では15年以上ソフトバンク光のVDSLでガマンしてましたから、1ギガが使えるのが嬉しくてすぐに乗り換えました。
J:COMに乗り換えた結果、下り速度は常時340Mbps~540Mbpsくらいです。
驚きました。(数ヶ月経過したいまも驚いて喜んでいます。)
みんなのネット回線でいつもこれくらいの速度です。


同じエリアでNTT回線のFTTHでは200Mbps前後が限界だったのに、FTTH光ファイバーより理論上遅いとされている同軸ケーブルを使うJ:COMの回線のほうが実測値で2倍程度高速なんです。
DOCSIS 3.1による高速化技術
J:COM NET 1GコースはDOCSIS3.0という技術の進化版DOCSIS3.1という技術によるものです。
DOCSIS規格比較表

https://www.soumu.go.jp/main_content/000562889.pdf
| 仕様項目 | DOCSIS 2.0 | DOCSIS 3.0 | DOCSIS 3.1 |
|---|---|---|---|
| 仕様策定時期 | 2002 | 2006 | 2013 |
| 上り | |||
| 周波数帯 | 0.2~6.4MHz | 0.2~6.4MHz | 6.4~96MHz |
| 変調方式 | TDMA/S-CDMA (~128QAM) | TDMA/S-CDMA (~128QAM) | OFDMA (~4096QAM) |
| 誤り訂正符号 | リードソロモン | リードソロモン | LDPC+BCH |
| 最大速度 | 30Mbps | 100Mbps | 1~2Gbps |
| 下り (CM入力) | |||
| 周波数帯 | 6MHz/ch | 6MHz/ch | 24~192MHz/block |
| 変調方式 | QAM (64QAM, 256QAM) | QAM (64QAM, 256QAM) | OFDM (~16384QAM) |
| 誤り訂正符号 | リードソロモン | リードソロモン | LDPC+BCH |
| 最大速度 | 40Mbps (6MHz) | 1Gbps (144MHz) | 10Gbps (768MHz) |
| 搬送波レベル | 45-75dBμV/ch | 45-75dBμV/ch | 45-75dBμV/6MHz** |
| CN比 | ≥23.5dB (64QAM)<br>≥30dB* (256QAM) | ≥23.5dB (64QAM)<br>≥30dB* (256QAM) | ≥27.0dB*** (256QAM)<br>≥34.0dB*** (1024QAM) |
注釈
- * レベルが54dBμV以上のとき
- ** 54-81dBμV/24MHz
- *** 特定の負荷条件下のとき
- ※ IPマルチキャスト・IPv6対応はDOCSIS3.0以降
技術上の通信速度は
下り最大 10Gbps(768MHz)
登り最大 1~2Gbps
となっています。
技術上の最大速度はFTTHと比べても遜色無いものです。
この技術が導入されているのが最新のJ:COM NET 1Gコースです。
J:COMのほうがNTTのFTTHより高速な理由
契約したFTTH回線が遅い理由は、おそらく、同じエリアで同じNTTフレッツ光回線(光ファイバー)を使う世帯の多さが影響してるのは間違いないと思いました。
仕事場のワンルームマンションは30世帯でインターネット回線利用者少ない空き部屋多い建物です。それなのにFTTHで200Mbpsが限度なんです。
一方、居住マンションは分譲なので90世帯満室です。全世帯インターネット回線は使ってます。ただし全体の半数程度はNTT回線ではない可能性、半数はJ:COMの回線を使ってる可能性がある。
こういう状況で、国道1本挟んで隣接するエリアにある双方の建物です。
ワンルームのほうではFTTHなのに混雑時間にわかりやすい通信遅延、途切れたり異様に遅くなるの毎日でした。
一方居住マンションではVDSLでもJ:COMのハイブリッド方式回線でも混雑時間と思える時間帯に通信が遅くなるようなことは一度もありません。
そういう状態を経験すると、
契約した回線が遅くなる理由は
集合住宅での混雑だけではなくNTT回線でより多くの人が使うエリアに当てはまってしまうと、残念な通信速度しか出ないのではないか?
という考えに至りました。
だからNTTフレッツ光を使う光コラボは混雑時にやたらと遅くなる。FTTHでも運悪く速度が出にくいエリアがあるというふうに考えられます。
あくまでも事例からの
個人的な体験での仮定です。
基本的にはFTTHのほうが速い
上記は大阪市内東南部での事例です。
基本的にはFTTHによる光配線のほうが理論どおり安定して高速なはずです。
光配線では下りだけでなく上りも1Gbpsです。
一方J:COMは最速の1Gコースでも上りが100MbpsとVDSL並です。
ちなみに、同じエリアの戸建て住宅(実家)のほうでNURO光を契約しています。やはりFTTHなので下りも上りも非常に高速です。マンションではNURO光は物理的に不可能なので使えないのは残念です。
私自身も居住するマンションが対応さえしてくれれば、すぐにでもFTTHに切り替えたいです。
しかし、おそらく一生うちのマンションはFTTHに対応できないと思います。
その理由も明確です。(理事会で何度もネット回線の改善を提案してますが、うちのマンションは高齢化が進んで管理費滞納世帯も出てきてるくらいなので積立金からインターネット回線の費用なんて絶対に捻出できないです)
そういう事情もあり、可能であればFTTHを契約したいけど物理的に無理なマンションでも選べる最速の回線がJ:COM NET 1Gだった次第です。
それでもラッキーなほうです。近所のマンションを片っ端からJ:COM NET 1Gコースに対応可能か調べましたが、J:COM NET 1Gは近所でもほとんどのマンションが対応できてないので、対応してればとても恵まれていると言えます。
多くのマンションでもうちのマンション同様に、ネット回線の改善よりも、外壁塗装や老朽化対策で莫大な費用が必要なのは同じでしょう。FTTH工事の実施は5年後10年後か?一生行われないのか?と待ち続けるだけの可能性が高いのではないでしょうか。
ほとんどの場合、今VDSLのマンションは今後もVDSLのままです、その環境でも使えるより高速なインターネット回線を選ぶのが自然な流れになるはずです。
VDSLしか使えないマンションなら
FTTHがJ:COMのハイブリッド方式に劣るということではありません。
理論上、上り速度、下り速度ともにFTTHのほうが高速です。
しかし、居住するエリア、マンションによっては同じ1ギガの回線でも通信速度の結果を見ると逆転する事例もあるということです。
こればかりは契約して使ってみないとわからないことですが、いまVDSL回線で遅いと感じてる方はNTT以外の回線に変えることで高い確率でいまより高速になる見込みがあるとも考えられます。
NTT光ファイバーをいれた回線で混雑の影響を受けた仕事場ワンルームマンション。居住者の混雑は関係ないのに混雑の通信の悪影響がわかりやすく出ていた事例。
うちの居住マンションはVDSLで混雑の影響がなかった。J:COM利用者がそれなりにいるマンションだけどJ:COMに乗り換えても全く混雑の影響がない。
ということは、VDSLで混雑の影響を感じるお住いの場合は、NTT以外に変更するだけでもその混雑時の速度低下は避けられる可能性が高いのではないでしょうか?
たとえばauひかりのVDSLに変更するとか、J:COMの回線にする。
これで混雑の影響は回避出来る可能性が高いと考えられます。
さらに、マンションが対応してるかどうか次第ですが、auひかりマンションタイプGならVDSLマンションでも下り最大664Mbps上り最大166MbpsのG.fastというVDSL後継技術による格段の高速化も可能です。
J:COM NET1Gというコースに対応してるマンションなら、下り最速の1ギガコースも利用可能で、格段に快適なダウンロード速度が手に入るわけです。
VDSLマンションでより高速な回線
VDSLしか使えないマンションでも100Mbpsをはるかに超える下り664Mbpsや1Gbpsの回線は存在します。J:COM NET 1GコースとauマンションタイプGというコースがFTTH並に高速なインターネット回線としてVDSLマンションで選べる最も高速な回線肢になります。
J:COM NET 1Gコース(大阪、東京など一部のみ対応)
J:COMは、NTTとは異なる独自のケーブルテレビ回線を使ってインターネットサービスを提供しています。建物までは光ファイバーで接続、建物内は同軸ケーブルを使った高速化技術により下り最大1Gbpsを実現しています。
建物にJ:COMの同軸ケーブル設備(テレビのケーブル)が導入されていれば、簡単な宅内工事だけで高速な1Gコースを利用できる可能性があります。
ただし、対応エリアが限定されていますので、利用可能な場合は、VDSLマンションで選べる最速の光回線となります。

| サービス | 最大通信速度(下り) | 最大通信速度(上り) |
|---|---|---|
| J:COM NET 1G | 1Gbps | 100Mbps |
| VDSL | 100Mbps | 100Mbps |
J:COM NET 1Gのエリアチェック
J:COM NET 1G(光ファイバー同軸ケーブルハイブリッド)提供エリアは以下になります
北海道|宮城県|茨城県|群馬県|埼玉県|千葉県|東京都|神奈川県|京都府|大阪府|兵庫県|和歌山県|山口県|福岡県|熊本県|大分県



常時400Mbps~600Mbps出て大満足です。

auひかり マンションタイプG(G.fast方式)全国対応
G.fast方式はVDSLの後継技術です。
auひかりが提供する「タイプG」は、G.fastという最新技術を利用したサービスです。NTTのVDSLマンションは終了しますが、auのVDSL回線は今後も継続して利用可能です。
G.fast方式はVDSLと同じように既存の電話回線を使いますが、通信速度はVDSLよりも大幅に高速化されています。FTTH化の工事が難しいマンションにとって、非常に有力な選択肢となります。
全国対応なので、多くの方の選択肢となります。

| 方式 | 最大通信速度(下り) | 最大通信速度(上り) |
|---|---|---|
| G.fast | 664Mbps | 166Mbps |
| VDSL | 100Mbps | 100Mbps |
auひかりマンションタイプGのエリアチェック
お住まいのマンションがタイプGに対応しているかどうか?
こちらの取次店(auひかりSo-net)で確認できます。
マンションタイプGに対応しているかどうかチェックできます。so-net auひかりの申込みページで対応していればマンション名にG16、G8など戸数に応じた対応記号が表示されます。

